*コーキング勉強会*
- 2020年01月28日
- 新着情報
静岡ガスリビングで協力業者による施工勉強会を実施しました!今回は、ホームセンター等で手に入るコーキングの講習会の様子をお届けします。
ところで・・・皆さんコーキングとは何か知っていますか?知らない人も、コーキングは外壁・窓・浴室・洗面台など多くの場所で使われているので見たことはあると思います。
<コーキングの役割>
①建物の防水性(気密性)を向上
建物に存在する隙間をコーキングで埋めることで、防水性(気密性)が向上します。では、建物のどこに隙間ができるのでしょう?実は、建物には外壁材の継ぎ目や窓ガラス廻り、ダクト廻りなどに隙間が存在するんです!このような隙間をそのままにしておくと、建物内へ水や風などが侵入して雨漏りや漏水につながります。そのため、コーキングを使い住宅設備の寿命を延ばすことで、総合的な住宅メンテナンスコストが削減する役割を担っています。
②衝撃を吸収するクッション材
外壁やサッシ、内壁や浴室・洗面台といった建材同士でぶつかり合うのを防止する、クッションとしての役割もあります。建材は、温度変化によって膨張・伸縮をくりかえします。その中で、建材同士を直接固定してしまうと、割れてしまったり、歪んだり、建材がぶつかり壁に穴が開いてしまうこともあります。そこにコーキングの目地を挟むことで、緩衝材となり緩和されます。つまり、コーキングは外壁や住宅設備を衝撃から守り、建物の資産価値を守る重要な役割も担っています。
さて、長くなってしまいましたが、今回は建物にとても重要なコーキングの施工方法について実践していきました!!
▲まずは、道具を準備していきます。マスキングテープ・コーキング材・コーキングガン・へらを用意していただきました。
▲今回コーキング練習のために作っていただきました!T字になっている部分にコーキングを打っていきます。
▲まずは、マスキングテープを貼っていきます。Tの曲がるところも連続して貼るほうがいいと言われましたが。・・・え?どうやって90度曲げるの?と始めてすぐからあたふたしてしまいました。マスキングテープを貼る作業も見栄えに影響が出るので、なるべくきれいに貼れるよう気をつけましょう!
▲そして、コーキングを打っていきます!分量をどれだけ入れたらいいのか感覚がつかめず、多い人・少ない人とみんな苦労していました。でも、見た目は生クリームみたいでデコレーションしている気分にもなり楽しかったです♪
▲最後にへらで綺麗に整えていくのですが、分量が多いとマスキングテープからはみ出してしまい、少ないとでこぼこしてしまい・・・。適度な量が上手くつかめません!!ちなみに、私は多くなってしまい手がコーキング状態に!!へらの倒しかたなど、綺麗に仕上げる方法を教えてもらいながら、なんとか形を整えていきました・・・。
▲そして、マスキングテープをとったら完成です!自分でやってみて反省点がたくさんありましたが、なんとか完成しました。見た目はとても簡単そうなのに、とても難しい作業でした・・・。
業者の方にお手本をみせていただきましたが、スピードも出来栄えもさすがとしか言いようがありません!いつも安心して工事を任せられます♪しかし、やはり自分で実践してみたほうが勉強になりますね。これからも、個人のスキルアップをして、より良い住宅を皆様に届けられるよう、静岡ガスリビング一同頑張ります!!